※現在のお取り扱いはございません。

とろりと溶けたチョコレートを、果物やビスケットにつけながら食べるチョコレートフォンデュ。お子さんはもちろん、大人でもわくわくしてくるような、魅力的なデザートです。
鍋やキャンドルウォーマーなどがセットになった、専用のキットが市販されていて、ご家庭でも気軽にお試しいただけますが、より簡単に、それも良質なチョコレートで愉しめる一品がフランスから届きました。
ベルギー産の香り高いチョコレートを、素焼きの陶製カップに詰めた「フォンデュオ ショコラ」です。
製造しているのは、パリのサンルイ島にある「オ・アニズディエ・ドゥ・ロワ」。十七世紀の建物を使ったプロヴァンス料理の老舗レストランで、サルバトール・ダリやブリジット・バルドーなど、さまざまな著名人が頻繁に通ったことで知られています。
ここで食事をすると、小さな陶器に詰めたオリジナルブレンドのハーブやマスタードがプレゼントされますが、これが好評で販売も手掛けるようになり、昨年にはサンジェルマンにブティックをオープン。店内にはエピス（スパイス）から紅茶まで、陶器に入った製品がずらりと並びなすが、なかでも一番人気を得ているのが、この「フォンデュオ ショコラ」とか。

召し上がり方は、本当に簡単。カップの蓋を開けて電子レンジに入れ、途中で何回か掻き混ぜながら、２～３分ほど加熱するだけです。10～15分間ほど湯煎にかけてもよろしいでしょう。
チョコレートがとろとろに溶けたところに、バナナ、苺、マスカットなどの果物や、ブリオッシュやビスコッティー、ドライフルーツなどを潜らせて食べます。これなら、チョコレートを焦がす心配はありませんし、温め直し可能なので、ちょっとずつ何度でも愉しめるのも嬉しいところです。
ラインナップは、ダーク70％のカカオ、ホワイト、ミルクグルメ、木苺入りのダークチョコの４種類。クリスマスパーティーや、お子さんのお誕生日会のデザートなどに、ぜひ加えてみてはいかがでしょう。

・ダーク70％のカカオ
・ホワイト
・ミルクグルメ
・木苺入りのダークチョコ

三留商店主人より

「四季の味」No.63/冬号　寄稿